非公開: 業界体質とイノベーション 

24日、25日は東京でした。アダルト業界のビデオ制作メーカー、出版社、販売店、問屋など様々な方に会うことができ、大変有意義な2日間でした。帰宅後に名刺を数えてみると実に20枚。2日間という日数を考えるとかなり凄い数ではないかと・・・・
アダルトというと一般の方からは敬遠されることも多い業界ですが、実際にお会いしてみるとあまりにも普通で、変な期待をしていると逆に拍子抜けしてしまうほど普通なスタッフとオフィスです。
お話を聞くと業界についてのここ最近の印象は、どの方も一致した見方をしていて、販売が最近は縮小気味であると言うこと。原因について細かく聞くことはできませんでいたが、私が想像するには販売での棚の多くを占める大手2社の商品ががマンネリ化してきているのが原因なのかなぁと。
この大手2社ともこの10年で一気に上り詰めた会社です。それまでの老舗は持たなかったビジネス色を全面に押しだし、老舗を蹴散らしたという印象だけに何かヒューマニズムを感じられない弱みも見られますが、それでもアダルト業界にビジネスを持ち込んだと言うところはさすがです。ところが、この2社にも陰が落ちてきそうな気配は否めないという印象を皆さん持っていられるようでした。
販売が低迷しているもう一つの原因として皆さん挙げられていたのはインターネット配信の一般化でした。
アダルト業界にも社会情勢の変化の波が押し寄せているようです。
今回お会いした人の中で、一番印象的だったのは「ジャケット写真に最も力を入れる」とおっしゃっていたメーカーです。このメーカーはこの2~3年に急激にシェアを伸ばしており、ジャケ写の△△△△△△(△はメーカー名)と呼ばれてるとのこと。
大手2社が現れるまではビジネスビジネスしていなかった業界体質。そしてビジネスというイノベーションを持ち込んだ、大手2社。社会情勢の変化に伴い、新たなイノベーションを求めている業界。
我々のソフトウェア業界はビジネスという考え方が、まだまだ浸透していないような気がしています。正確には浸透していないと言うよりは、やりたくてもできないという方が正しいのかもしれません。
私が考えるにソフトウェア業界は序列がはっきり決まっていて、アダルトビデオの大手2社が現れる時代以前の感覚です。序列が下の企業はビジネスをしたくても、がんじがらめに縛られて、思うように動けない状態と言っても良いと思います。
この2日間でアダルト業界がイノベーションを待ち望んでいる感覚は、はっきり感じました。ソフトウェア業界はどうでしょうか?感覚的にはソフトウェア業界はイノベーションの固まりのような感覚を持たれる方が多いでしょうが、実際の現場は旧時代的で、業界体質から抜け出すことができていません。
ソフトウェア業界のイノベーションはネトニーから・・・我々が発信元でなければなりません。
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