Oracleの目指す勝利は何なのだろう? 

オラクルは昨日のSun買収での、今後の事業展開が大変に注目されます。
私のオラクル仕様歴はOracle7で止まっており、その後オラクルのデータベースがどのように進化していったのかは、詳しく知りません。2000年初頭、オラクルはインターネットブラウザやインターネット関連のプロダクトを立て続けにリリースした記憶があり、その当時はインターネット制覇を目指しているように見えました。
オラクルのインターネット事業はあまり成功することなく、その後はエンタープライズ事業に専念していきました。ピープルソフトを買収してからのオラクルは、ばりばりのホワイトカラー系コンサルティング会社を目指している印象で、こちらの方がオラクルには似合っている気がしていました。
最近では、日本でも大手企業を中心にオラクル製ERPの導入事例が多く聞かれるようになってきています。まさにOracleWay。この路線こそがオラクルで、オラクルのライバルは野村総研やアクセンチュアなのだと勝手に勘違いしていました。
Sunの買収でちょっと考えたのは、やっぱりインターネットも制覇したいのかなって。
「マンハッタンは俺のものにしたぜ。後はテキサスのウェスタンワールドも俺の手に落とすのさっ!」ってノリでネクタイをねじりハチマキ替わりに頭に締めて、物件を指さしながら「なんだか良くわからんけど、とりあえずそれも買っとけ!」っていうラリー氏の姿が目に浮かんでしまいます。
今回のSun買収でオラクルが手に入れたものは
- SUNのハードウェア
- Solaris
- JAVA
- OpenOffice.org
- MySQL
- NetBeans
- VirtualBox
- インターネットの各種テクノロジー
そしてオラクルの資産
- データベース
- ERP群
- その他
2社の資産を見ると、オラクルの真の狙いはハードウェアとJAVAではないかという気がします。MySQLが真の狙いという方もいるようですが、今後もオラクルはエンタープライズ事業の拡大を目指していくでしょう。気持ちが乗ってきたらインターネット制覇などと戯れ言も言いそうですが、今のところはそんなことは言いそうもありません。
昨日、ニュースを見たときはSunのオープンソースは全て破壊し尽くされるようにな気がしましが、冷静に考えるとそんなこともなさそうです。
- オラクルはお金持ちである
- オープンソースソフトウェアについては積極的ではない
- (おまけも付いてきたたが)欲しいものは手に入った
- 欲しいものはオープンソースソフトウェアではない
- オープンソースソフトウェアはコミュニティが面倒
- 面倒なら(うるさいこと言うより)ほっといた方がまし
- (多少の)お金は出すからうるさいこと言わないで勝手にやってね
だから、MySQLもOpenOffice.orgもNetBeansも今まで通りです。
良かったぁ!
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