小沢健二 13年ぶりにコンサートツアー 

「今夜はブギー・バック」「カローラ2にのって」などのヒットで知られる小沢健二(41)が19日、5月と6月に13年ぶりとなるコンサートツアー(12カ所13公演)を開催することを発表した。
90年代半ばに数々のヒット曲を世に放ち、東大卒という肩書きとそのユーモアにあふれた言動から日本のミュージックシーンにまばゆい光を放った小沢健二が13年ぶりにコンサートツアーを行います。
98年に最後のシングルを出した後は、その身を隠すかのようにメディアの表舞台からは消えていたのですが、 気になるのは、小沢健二がこの13年間、何をしてきたのかということ。
Wikipediaの小沢健二の項によると
1998年2 月8日放送の番組「知ってるつもり?!」(淡谷のり子特集)にコメンテーターとして出演して以降、テレビへの出演は一切行っていない。一度は再開したかに見えたミュージシャンとしての活動も事実上引退状態となっており、現在はアメリカを生活の拠点に南米などで環境問題に基づくフィールドワークを行っているという。まるでサリンジャーのような頑な創作姿勢だが、その様の通り、父である小澤俊夫責任編集の季刊誌「子どもと昔話」で小説『うさぎ!』を執筆している。内容は現代の資本主義末期の欺瞞に満ちた社会を風刺するもので、子どもたちが主人公。ベネズエラのウゴ・チャベス大統領やプラスチックの再利用など、重いテーマが選ばれている。25号(2005年10月発売)から連載を開始し、1話目のみ公式サイトで公開されていたが、2007年に同サイトが閉鎖された。
何を生活の糧にしていたのかはわかりませんが、家柄のよい彼のことですから、それなりに生活はできていたのだと思います。
で、ツアーで何を演奏するのかも気になるところです。今回の突然の復活は特設サイトなるものができていて
http://hihumiyo.net - ひふみよ 小沢健二 2010年 コンサートツアー 公式ウェブサイト
サイト内に、うさぎさんとの対談「小沢健二に聞く」が公開されていて、ツアーでの演奏曲について触れています。(この対談は小沢本人が対談形式で原稿を書いたのではと推測されます)
うさぎ 「で、その時期のメンバーって事は、その時期の曲をやる、と」
小沢 「そうですね、あの辺の曲をやります。というか、沖さんがオルガンの前に座っているのに「流星ビバップ」をやらないというわけにはいかないです」
うさぎ 「あれだ、「汗をかき春の土を」踏む」」
小沢 「うーん、そういう感じで土を踏みたいですね。」
うさぎ 「しかし「懐かしの曲をやる」とか言われたら嫌じゃありませんか?懐かしのというと、何か古くて今では意味のないもを楽しむ、みたいは感じが。後ろ向きというか」
小沢 「そうですか?懐かしいでも何でも、名曲と言っていただけたら、それで充分な気も」
うさぎ 「いや、そういうことではなくて・・・」
小沢 「あ、「懐かしの」の方ですね。確かに、古くて意味のないものを楽しむみたいな行動ってありますよね。「懐かしの」・・・」
90年代に活躍している小沢健二は、我々には理解できない「何かにこだわり続けている」という印象がありました。そのこだわりが、今までの沈黙だったのでしょうから、今回の13年間ぶりの復活と「昔の曲」でのツアーはちょっと理解できません。「生活費がなりなりましたぁ!」というのであれば理解できるのですが、彼の性格や才能、家柄などを考えてもお金の問題ではないでしょう。
上記の対談で、小沢健二はタイガー・ウッズを例に出し、人間の二面性について語っています。
うさぎ 「つまり、自分が人にどう見られるかを恒に計算して、自分自身のイメージを巧みに操るようなやつは、他のことにも計算高く、腹黒く企むに違いないと」
小沢 「はは」
うさぎ 「で、タイガー・ウッズさんの話題で、うわ、きららのあれだあ、と思って。タイガーさんはすっごい執念で、自分のイメージをコントロールしていたんだなあ、と。まさか、ギャンブルと薬物が好きで、怪しげな愛人たちを飛行機で飛ばして手配して、なんて人だとは思えない、完璧なイメージの人だから。でも、そんなに表の自分のイメージを操り続けたら、そりゃ気がおかしくなるだろうなあ、とも思うのですよ。ゆがみが全部、裏に行ってしまって」
たぶんですが、90年代の小沢健二はそんな表の自分に嫌気がさしたのだろうと思います。で、13年たってみて自分自身を振りかっえったら90年代の自分と自分の音楽があって、「なんだ。いいじゃん!」って素直に思ったのだと思うんですよ。
小沢 「そうか、何だろう?えーと、人それぞれ、生きるペースってあるじゃないですか。」
うさぎ 「生きるペース。ふむふむ」
小沢 「別の言い方をすると、民が生きる上で問題に直面したときに、それを解こうとするのだけれど、人によって問題を解くのみかかる時間は違うし、問題そのものも違う、というか」
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小沢 「ともかく、誰かが十年くらいかけて何か問題を解いたとして、その問題は、他の誰かは一ヶ月とか一年で解く問題なのかもしれない、あるいは、他の誰かは一生解かない問題なのかもしれない。そういう風に、本当はみんなに、いろんな生き方とか、生きる速度があるわけで。もちろん、「周りに合わせて」みたいな圧力がかかるし、それは良い面でもあるけど、無理に合わせると、ひどいゆがみが出たりする」
うさぎ 「木材みたいに」
小沢 「そうそう。同じ形に切られて、同じ速度で乾燥させられると、気によってはひどいゆがみが」
うさぎ 「ゆがみ。あれだ、タイガー・ウッズみたいな形でゆがみが出たり」
自分を再評価して、思い出したら「無理して離れていたけど、やっぱ、楽しいかも」って。時間がかかるんですよね。わかる、わかる。
特に小沢健二が好きって訳じゃあなかったんですが、今まで何をしていたのか興味があって調べたら、ちょっと共感してしまったので、ブログに書かせていただきました。
ちなみに、小沢健二はtwitterをしてないそうで、「偽物注意」とのことでした。
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